子ども文化地域コーディネーターとは?

 先般、2011年を表す漢字が「絆」と発表されたことに象徴される通り、震災以降、昨今の日本人が忘れか けていた、「人との繋がり、地域における絆、文化の継承」などが改めて注目されています。
そうした時代背景の中、地域社会や地域コミュニティが潜在的に持ち合わせている文化・芸術の活力を、 再活性することを目指し、最も地域に深くかかわりあいを持つべきである子どもたちが、より伸び伸びと感 性豊かに成長できるための環境づくりを担う人材を育成するための制度、それが子ども文化地域コーディネーター資格制度です。
 子どもをとりまくさまざまな団体とも相互理解と連携をはかり、地域コミュニティを束ねる能力を養う、従来にない資格です。

子どもの成長発達

  • 地域の文化・芸術の力を、子どもたちの健やかな成長発達のために多角的にとらえ、 有効に実用的かつ応用的に用いることのできる人を「子ども文化地域コーディネーター」と呼びます。

子どもの生活環境

  • 地域で文化・芸術の力を用いて 世代や業種を越えた人間関係を生みだし、 子どもたちと共に豊かな 地域社会環境づくりができる人を「子ども文化地域コーディネーター」と呼びます。

子どもの文化芸術

  • 子どもの文化・芸術活動の 社会的意義や価値を深く理解し、 地域に普及促進させ、子どもの文化権を保障できる人を「子ども文化地域コーディネーター」と呼びます。

子ども文化地域コーディネーターのめざすところ

「子ども文化地域コーディネーター」は、地域に生きる子どもを主体とし、
地域に生きる"人と人"、"人と地域"、そして"地域と地域"を文化・芸術活動を通して紡ぎ、
より豊かで前向きな未来地域社会の構築を目指し、
率先して社会貢献できる真の地球市民リーダーを目指します。